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引退のことば-須藤佑介-

2019年10月25日

庭球部前主将の須藤佑介です。

リーグ戦全日程終了し、庭球部を引退しました。

4部2位、入れ替え戦を経験できたというリーグ戦の結果は、レギュラーがほとんど抜けレギュラーを「作る」ことから始まった昨年からすれば上々だったのではないか、4部以上で次に繋げるという最低限の役割は果たせたのではないかという思いの一方で、入れ替え戦では手酷く完敗し結局今年も昇格には足りなかったかと悔しく思う、そんなリーグ戦でした。この一年の成長はひとえに部員みんなの頑張りのおかげだと、感謝しています。

振り返ると自分の庭球部への関わり方や思いは時期ごとに変化していました。1年生のリーグ戦まではわけも分からず部活をし、次の一年間はがむしゃらに強くなろうとし、その次の一年間は怪我に悩まされ、最後の一年は庭球部のために自分のできることを模索する日々。

ようやく3年半の部活動生活を終え今思うことはやり残したことがたくさんあるということです。しかしそれらをするには私の能力が足りませんでした。

何かを本気でやろうとした時、パフォーマンスの上限はその人が今までの積み重ねたことによって決まることを身に沁みて感じさせられました。

この引退ブログでは引退の日にまでに伝えられなかったこと、達成し得なかったことを思うままに書き連ねます。

・今レギュラーでない全員に向けて。ぜひ全員がレギュラーを目指してください。2つだけアドバイスです。

一つ目、自分の武器を磨いてください。これなら部内で一番だという何かを身につけてください。。誤解を恐れず言えば、それだけで東大のレギュラーにはなれます。

二つ目、いい球を打てるように練習してください。いい球を打つというのは一生懸命スイングしなくても球が飛ぶということです。

・挨拶をしたほうがいいです。庭球部の朝は大抵早いです。朝練前、試合前に眠そうにしている部員が多くいますし、それは仕方がないことです。

ただ、練習と試合は庭球部の活動の本質です。良い結果を得るためには良い練習をすることです。集合時刻の前、初めて会ったら大きな声で挨拶したら眠気も和らぐかもしれません。後輩が先輩に挨拶するのは当たり前ですし、それに返事をするのも当たり前です。忘れがちなのは同期です。やっぱり気恥ずかしいですか?

・怪我は絶対にしないほうがいいです。私は大学テニス生活で怪我なくきちんと動けたのは半分程度でしょうか。本当に後悔しています。寸暇を惜しんで練習することはとても重要ですが、ぜひ時間を作ってストレッチをしてください。怪我や痛みで練習できない時間が減りますし、身体のコンディションもより良くなりますよ。

・部活動というのはその人が属した4年間のみに完結するものではありません。入部した瞬間から練習をし、試合をし、部活のための仕事をするといった一連の活動ができるというのは入部以前からそのシステムが存在していたからに他なりません。部活動のシステムに組み込まれつつ、引退する人を見送り新入部員を迎える。そうして3年半を終え引退します。

毎年1/4が入れ替わり、部活動はある意味動的平衡を保っていると言えるでしょう。これを維持するだけでも大変です。しかしこれは学生スポーツにとってはいつの時代も、どの学校においても同じように言えることです。そんな中で、強くなる団体もあれば逆に落ち続けてしまう団体もあります。

東大庭球部はというと男子は8年目の4部を、女子は5部を今季も戦います。見事に平衡を保てていると評価はできますが、私たちはそれで満足できるでしょうか?庭球部が次のステップに行くためにはこの均衡を崩す組織的なアクションが必要とされているのかもしれません。しかし、連綿と続いてきた庭球部は先人たちが築いてきたということが頭の片隅にから離れないのもまた事実です。

川に流される、あるいは川底に張り付く小石が次の瞬間どのような挙動をするかは川の流れに委ねられています。

以上です。お説教みたいになってしまいました。

部活動は楽しい時もあれば、やはり辛い瞬間も多いです。私は今はまだ引退から日も浅く、部活の日々全てをポイティブに懐かしく思っているわけではありません。部活動でさせてもらった貴重な経験は必ず糧になると信じ、庭球部をでの思い出が全て尊く思えるようこれからの人生を歩むことを決意し私の挨拶とさせいただきます。

庭球部を通じて出会った方全てに感謝いたします。

 須藤佑介

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