“Always do what you are afraid to do.”ー未踏の一歩を踏み出すには〜宮﨑禅汰〜

こんにちは。東大庭球部1年の宮﨑です。
普段の私はちゃらんぽらんな性格をしており、新入生ブログもいっそラップで書いてやろうかとも画策していたのですが、「たまには真面目なことも言えるのだ」という汚名返上のため、今回は私のこれまでの歩み、そして大学生活への向き合い方について、少し襟を正して綴ってみようと思います。
私は、本学の学生の中でも少々特異な経歴を持つ人間です。 現役時には東京大学理科一類を受験し、僅差で不合格。その後、文系へと転向し、一浪を経て文科二類に合格を果たしました。
理系志望からの文転、そしてリベンジ。 自分がまだ青二才であることは重々承知の上ですが、この誰にも歩んだことのないような道を選び、結果を出した経験こそが、今の私のアイデンティティです。そしてそれは、生きる上で何があっても「どうにかなるだろう、いや、どうにかしてみせる」と思える、ある種の根拠のない自信の源泉となっています。
高校時代、私はテニスに明け暮れていました。ハードな部活動に加え、終わればテニススクールに通い、それ以外の時間はすべて行事の準備や勉学に充てる。文字通り分刻みのスケジュールで自らを追い込む生活でした。 高校三年生の夏休みですら、平日は一日中体育祭の準備。受験勉強が本格化するのは、体育祭が終わり引継ぎもひと段落した10月頃からという、受験生としては常識外れな環境に身を置いていました。 一般的に見れば無謀とも取れる忙しさですが、この経験があったからこそ、限られた時間で最大の成果を生むタイムマネジメント能力と、精神的なタフネスが培われたと確信しています。
しかし、現役時の結果は不合格でした。 E判定からの逆転合格もあれば、A判定からの不合格もある。受験とは、口で語られるほど甘いものではありません。 それでも私は、「前例がないから」と道を閉ざすことはしませんでした。 “Always do what you are afraid to do.” 母校のこの精神を胸に、私は理系から文系へという「未踏の一歩」を踏み出したのです。
結果として、浪人期間を含めたこの2年間で、私は周囲が得られなかったであろう多くの知見と成長を手にすることができました。 既に起こってしまった不本意な事柄を変えることはできません。しかし、後からそれを「失敗ではなかった」と言えるよう努力し、結果で覆すことは可能です。革新的な行動を起こし、自らの意志でレールを外れることを恐れる必要はないのです。
そして今、私は再びラケットを握り、東大庭球部という場所に身を置いています。 かつてはスポーツのみに傾倒し、視野が狭くなっていた自分への反省も込め、大学ではテニスはもちろん、学問、そして多様な人々との交流、そのすべてに全力投球したいと考えています。
「二兎を追う者は一兎をも得ず」と言われますが、私は敢えて三兎も四兎も追いかけたい。かつての過酷な日々がそうであったように、高い負荷のかかる環境こそが、人を最も成長させると知っているからです。
このブログを読んでいる方の中には、部活動や学業などで多忙を極め、何かを諦めようとしている方もいるかもしれません。 しかし、どうかその忙しさを理由に、目の前のことを中途半端にしないでほしいのです。 困難に直面した時こそ、変化や失敗を恐れず、誰も思いつかないような方法で乗り越えていく。その「未踏の一歩」を踏み出す勇気が、やがてあなただけの景色を見せてくれると私は信じています。
私もまた、この恵まれた環境に感謝しつつ、東大庭球部の一員として、泥臭く、しかし誰よりも貪欲に、自らの道を切り拓いていく所存です。
以上です。失礼します。

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“Always do what you are afraid to do.”ー未踏の一歩を踏み出すには〜宮﨑禅汰〜” に対して1件のコメントがあります。

  1. おかだしょうた より:

    なにか諦めかけていたことをまたやろうと思うきっかけになりました

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