愛の戦士〜神谷龍之介〜

こんにちは。庭球部2年の神谷です。
前回やや力を抜いて新入生ブログを書いたところ、同期内で最下位評価を受けてしまい、雪辱を晴らすべく前回締め切りを過ぎてから書いていたところを今回は締切の前日から書き始めています。気合い十分と言ったところです。
さて、僕も気づけば次の春から3年生となり大学生活も後半戦に入ります。庭球部での生活に限って言えばもう折り返し地点を過ぎており、残された時間はそう長くありません。残された時間でもっと強くならなければならないと日々励んでいます。
自分のテニス人生を振り返ってみると僕は今試合に出ているメンバーの中でおそらく唯一ジュニアで実績がなく、テニスはずっと競技ではなく趣味でした。本格的にテニスを始めたのは中学の部活で、中高6年で目立った活躍はありませんでした。練習も週に2回ほど、トレーニングもそんなにきつくなく厳しい部活でもなかったのでテニスを1番楽しくのびのびできていたと思います。しかし大学に入ってからはテニスに今までにないほど打ち込んでいます。肉体的にも精神的にも多くのものを捧げ過ぎてテニスはもはや趣味とは言えません。競技としてテニスをやることは思った以上に大変でした。僕は雑魚なのでたくさん負けるのですが、負けるたびに辞めたくなります。時間も労力も高校の頃の比にならないくらいかけている分、うまくいかない時のストレスは全く制御できないほどのものでした。そんな生活の中で2年生になるころ、初の怪我も重なり僕はテニスへのモチベーションを失って退部を考えるようになりました。ちょうど進路を考え始めた頃で、テニスをしていても自分のキャリアには繋がらないし幸せになれないのではないかと思いました。僕の同期にはテニスが遥かに上手な者もたくさんおり、彼らに勝てない自分がテニスを続けることには価値がないも思いました。このモチベーションの低下は長く続き、完全にやる気を取り戻せたのは昨年代替わりごろのタイミングでした。4、5月から半年間、それも最も暇でテニスに集中できる華の2S期間を棒に振ってしまったことは少なからず心残りですが、今では必要な時間だったとも思えています。
それでも僕がテニスを続けようと思ったのは、庭球部の多くの方々から愛をいただいたからです。退部を告げようとしたその日にご飯に連れて行っていただいて話を聞いてくださったこと、尊敬する先輩がサシで飲みに連れて行ってくださったこと、公園で同期と何時間も将来を語り合ったこと、心配するメッセージをもらったこと、2人でご飯を食べて「神谷に辞めてほしくない」と言ってもらったこと。そのどれか一つが欠けていても僕はテニスを続けていなかったし、その全てが僕の大事な一部となり、力の源となっています。コート上では孤独でも自分は1人じゃないと常に思えるようになった気がします。試合に出させてもらうようになってからは、僕に愛をくれる人、僕が愛する人のために全力を尽くして戦っています。僕は愛の戦士です。
あえて言えば今でも僕はまだテニスを続けることは幸せにつながる道ではないと思っています。テニスは圧倒的にしんどい時間のほうが長いです。試合は常に勝てる訳ではないし、新歓のリールのようなプレーは毎回できるものではないからです。でも今僕は同時にワクワクしています。今年は1番尊敬している先輩がラストイヤーで、チームも代替わり以降20何年振りに早稲田大学との対抗戦に勝利したり、先日は一橋大学との教養戦に11−0で完全勝利を収めるなどなどかつてない勢いに乗っています。このチームでなら何かを成し遂げられるんじゃないか。そんな期待感があります。次の代替わりではついに僕らが最高学年です。僕たちの代は人数こそ少ないですが結束は堅いです。この最高の、愛する仲間たちとどこまで行けるのか。今年のリーグで4部昇格を成し遂げ、来年のリーグで東大悲願の3部昇格を達成した時、どんな景色が待っているのか。テニスを続けたこの道の先に何があるのか。答え合わせは引退式に取っておきましょう。
そしてこのブログを読んでくれている新入生の皆さん、今の東大庭球部は間違いなく熱いです。日々大変な練習やトレーニングを共に乗り越え、全員が同じ方向を向いて突き進んでいます。この最高の仲間たちと共に、歴史を塗り替える瞬間を分かち合いませんか。東大庭球部はみなさんを待っています。
長々と自分語りに付き合っていただきありがとうございました。
以上です。失礼します。

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