代替わりのご挨拶

  • 東京大学運動会庭球部
    OB・OGの皆様方

    平素より大変お世話になっております。
    今年度、女子部主将を務めさせていただきます、庭球部3年の長谷川真優と申します。この場をお借りして、代替わりのご挨拶をさせていただきます。

    昨年度は七大戦3位、リーグ戦5部7位という結果となりました。リーグ戦で敗北した2試合はどちらも3-4、競った試合を落としての惜敗でした。しかし、予選の山場であった神奈川大学戦、最終戦の明海大学戦では、同番手同士の勝負を勝ち切り、5-2で勝利しました。「誰に勝敗がかかっても託せる力」を全員が持っていた結果だと思っています。

    本年度の女子部は、現時点で5人と少なく、またレベルの幅が広くなりますが、全員が高い向上心と強い責任感を持っています。お互いに刺激し合える環境を作るとともに、男子部やOB・OGの先輩方、他校とのつながりを大切にし、多くのことを学んでいきたいと考えております。
    昨年度得た経験や感覚を糧に、全員が勝負強いチームを作り上げ、4部昇格を成し遂げます。

    最後になりますが、OB・OGの皆様には平素より多大なるご支援・ご指導を賜り、大変感謝申し上げます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

    令和7年10月15日
    東京大学運動会庭球部 女子部主将
    長谷川真優

    東京大学運動会庭球部
    OB・OGの皆さま

    平素より大変お世話になっております。
    今年度男子部主務を務めさせていただきます、庭球部3年の新井周作と申します。
    この場をお借りして、代替わりのご挨拶を申し上げます。

    昨年度は、部の最大目標である4部復帰まであと一歩と迫りながら、惜しくも4部3位で残留となりました。
    代が変わり、主力として活躍された4年生が抜けることで、チームは再び厳しい挑戦の段階に立っています。
    厳しい道のりではありますが、誰にでもチャンスがある今の状況を前向きにとらえ、主将の拓夢を中心に、チーム全員で努力を重ね、必ずや来年の4部昇格を果たす所存です。

    私は、庭球部主務として「チームの幹(みき)」になりたいと考えています。
    チームを一本の木に例えるなら、選手は枝葉、応援してくださる皆さまは水や光、そして練習環境や組織体制は土です。
    どんなに良い葉を育てようとしても、幹や根がしっかりしていなければ木は強く大きくなれません。

    だからこそ私は、部に関わるすべての方々――同期・後輩・先輩・OB・OGの皆さま、さらには相手校の方々など――からの意見や思いを受け止め、根を深く張るようにして部を支える存在でありたいと思っています。
    多くの声を束ねながら、確かな信念をもってチームを太く強く育て、選手一人ひとりが輝ける環境を整えていきます。
    そして自分自身も、東大の勝利に貢献できる一本の枝葉として努力を惜しまず成長していきます。

    最後になりますが、OB・OGの皆さまには、日頃より多大なるご支援・ご指導を賜り、心より御礼申し上げます。
    今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

    令和七年十月十五日
    東京大学運動会庭球部 男子部主務
    新井周作

    東京大学運動会庭球部
    OB・OGの皆様方

    平素より大変お世話になっております。
    本年度、女子部主務を務めさせていただきます、庭球部3年の近藤芳香と申します。この場をお借りして、代替わりのご挨拶をさせていただきます。

    先代でDS出場されていた主力の4年生お二人が引退され、現在は5名という少人数で新体制が始まりました。大きな試合経験のある選手が半数以下、リーグの「D2S5」にぎりぎりの人数であり、一人一人の力がより重要になる中で、私は主務として、広い視野を持ち、「全員が主役」の言葉の通り、互いを尊重しながら切磋琢磨できるチームを目指します。具体的には、全員が「自分が勝つんだ」という気持ちを持ち、試合を意識した練習・トレーニングに励める環境づくりに努めることをはじめとして、現役女子部内に留まらず、様々な方とのフリコや男子部・他校への練習参加、草トー参加など、外部にも積極的に挑戦する機会を設け、各部員の成長はもちろん、チーム全体としても力を高めていけるよう努めます。

    さて、主将の真優も述べていますが、今年も女子部は「四部昇格」を目標に掲げます。ここ三年、女子部は、リーグ第五部決勝トーナメントにて11位、10位、7位と着実に順位を上げてきましたが、この流れに頼るのではなく、確かな実力をもって、今年度こそ四部昇格の物語を完成させます。

    OB・OGの皆様には、平素より多大なるご支援・ご指導を賜り、心より感謝申し上げます。
    本年度も変わらぬご厚情を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

    令和7年10月17日
    東京大学運動会庭球部 女子部主務
    近藤芳香

    OB・OGの皆さま
    平素より大変お世話になっております。
今年度男子部主将を務めさせていただきます、庭球部3年の星川拓夢と申します。
この場をお借りして、代替わりのご挨拶を申し上げます。
    昨年度のリーグ戦は主力が4年生であり、4年生が抜けた今年度の代はかなりの戦力ダウンとなりました。このことは厳然たる事実であり、私たちもはっきりと認識しております。
    それでも来年度はリーグ戦での4部昇格を目指しており、昨年度の5部3位という成績を超えていくためには当然ながら並々でない努力が必要不可欠となってきます。毎日の練習を何となくこなしていくのではなく、部全体として目的意識をもって日々やっていかなければならない。部員全員がレギュラーを目指して毎日を闘わなければならない。部員全員のこのような意識改革を土台にして、どんな相手にでも勝つことができる力を醸成することが大切であると考えております。
    その上で、イレギュラーである私が主将としてやるべきは以下のことです。
    ・誰よりも全力で練習すること。誰よりもテニスに向き合うこと。誰よりもトレーニングを全力でやること。
    ・リーグ戦までにレギュラーになること。テニスへの熱量と向上心を部員に見せ続けること。
    ・部員一人ひとりのテニスをよく観察し、的確なアドバイスを送ること。
    ・庭球部の成長に繋がる可能性がある取り組みはどんなことでも挑戦していくこと。
    東大庭球部の長い歴史の中で、今年度は指で数えられるほどに苦難を強いられる厳しい1年間になることが予想されます。しかしながら、皆が本気で努力をし自らを信じることができれば4部昇格の目標も現実になります。実際に、たった1年で急成長を果たした大学をたくさん目にしてきました。東大庭球部でも、昨年度の春から夏までの成長は甚だしく、一体感を感じられるものでした。また、例えばサッカー界でもこの数年間でドイツ、スペイン、ブラジルと強豪国に勝ち続けてきましたが、それは偶然ではなく、たとえ観客が勝てないと思っていても選手本人は日々全力で練習をし、いたって真剣に勝利を信じていたことの積み重ねによるものです。私たちも、そんな1年間にすべく覚悟を持って努力してまいります。その際に、OB・OGの方々にはたくさん頼らせていただくことがあると思いますが、私自身本気で庭球部を強くしたいと考えているのでよろしくお願いいたします。
    最後になりますが、OB・OGの皆さまには、日頃より多大なるご支援・ご指導を賜り、心より御礼申し上げます。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

    令和七年十月十八日

    東京大学運動会庭球部 男子部主将

    星川拓夢