この一球〜廣岡壮志〜

こんにちは。東大庭球部3年の廣岡です。

自分がこのブログを書いている今は、春休み練の真っ只中です。連日の練習に加え、私個人としては人生に一度の就職活動が重なり、朝から晩までフル稼働の毎日が続いています。花粉の時期にも突入し、今このブログを書きながら鼻がかゆくなってきました。皆さんも今これを読みながら鼻や目がかゆくなってきたことでしょう。見ての通り、まとまりのない文章になってしまうかもしれませんが、今の自分の等身大の気持ちを書いていこうと思っていますので、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

いざブログを書こうとパソコンを開いた時、ふと「そういえば最後にブログを書いたのはいつだろう」と思いました。庭球部のページを振り返ってみたところ、ちょうど2年前の今頃でした。
私はもともと自分のことをあれこれ語るのが好きな方ではなく、当時の記事も書く内容について長時間迷った末に、中高時代の経験や思いをつらつらと綴っていました。久しぶりに読み返してみると、当時から大切にしてきた自分の軸のようなものが今も変わっていないことに気がつき、嬉しくなりました。
さて、今回は何について書こうか考えてみましたが、過去の自分の経験ではなく、大学からほぼ未経験で始めたテニスという競技について、3年経った今感じていることをお伝えしたいと思います。

大学からテニスを始めて最初に痛感したのは、この競技の圧倒的な難しさです。
テニスは、他のスポーツと比べても、特に「繊細さ」が求められる競技だと思います。ラケット面の位置のほんの数ミリのズレ、スイングのコンマ数秒のタイミングの違いが、ボールの軌道を全く異なる方向に変えてしまう。しかもフォアハンド、バックハンド、サーブ、ボレーなど、ショットによって求められる動きが全く異なります。それぞれのショットにおける正しい動きの反復がすべてと言っても過言ではありません。
その繊細な操作を、激しく動く中で試合の最後まで継続し続けることがテニスのきつさでもあります。時間が経つにつれて体力がなくなっていく中で、一歩の踏み込み、体重移動のタイミング、ボールとの距離感など、上半身のみならず下半身の動きの様々な要素がショットの質に直結します。精神面でも、ポイント間の短いインターバルの中で気持ちを立て直し続ける必要があります。心・技・体のすべてが問われるスポーツだと、やればやるほど実感します。

「難しいことばかりじゃないか」と思った人もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。本題はここからです。
しんどいこともたくさんありますが、それを大きく上回る魅力がテニスにはあると私は感じています。
まず何より、一生付き合えるスポーツであること。年齢やレベルに関わらず、その時々のペースで楽しめるテニスは、長い人生を豊かにしてくれる財産になると思っています。この点においては自分の両親の姿を見ていても、すごく感じています。
そして今現在、部活動でテニスという競技に取り組む中で私が特に実感しているのが、「集中力」と「粘り強さ」の習得です。
試合の大事な場面を想像してみてください。相手にマッチポイント、あるいはブレークポイントを握られ、追い込まれた状況。そこで浮き足立たず、目の前の一球だけに集中し、食らいついてその1ポイントをもぎ取れるかどうか。
このような局面での緊張感は、テニスのコートの外でも確実に力になっています。大学生活、様々なことに挑戦し、タイトなスケジュールの中でも、「まず目の前のことに全集中して一つずつやり切る」という意識は、テニスの練習前に毎回課題を設定し、その課題をその練習で克服することで、緊張感のある試合でも勝てるように少しづつ成長していくという、入部してから今まで繰り返してきたプロセスから身についたものだと感じています。テニスと生活全体がここまでつながるとは、1年生でテニスを始めた頃には想像もしていませんでした。

気がつけば、早いことに私も最高学年になりました。現役の東京大学運動会庭球部員としてテニスに向き合える時間は、残り半年ほどです。
新学期に入っても、一選手として、そして最高学年として部を運営する一人として、この半年間でチームに何を残せるかを常に考えながら取り組んでいきたいと思っています。
私自身が初心者として入部した際に、何一つ上手くできない時の悔しさや壁の高さを味わっているからこそ、それを乗り越えた先に広がる達成感や楽しさも知っています。残りの時間、自分のプレーを全力で磨くと同時に、チーム全員で強くなり、全員が色々な形でチームに貢献したり、テニスの試合に勝利することで大きな達成感や喜びを感じられるようなチーム作りに尽力したいと思います。

最後になりますが、いつも温かく私たちをサポートしてくださるOB・OGの皆様に、この場を借りて感謝を述べさせていただきたいと思います。
私自身としては、春休みとは到底思えないほど多忙な日々がもうしばらく続きそうですが、テニスで鍛えられた粘り強さと継続力で、全てにおいて最後まで全力で走り抜けたいと思います。

拙い文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
以上です。失礼します。

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。