引退のことば-藤井皆仁
こんにちは。前主務の藤井です。
先日の入替戦を以って私たち4年生は引退となりました。それに際して寄稿致します。しばしお付き合いください。
まずは支えて下さった皆様に感謝申し上げたく思います。赤門のOBの皆様にはトレーナーの導入やビデオ購入、外部大会への参加など例年以上の支援を賜り、特に岡橋会長、神澤委員長、宮崎先輩、西尾先輩を始めとする赤門委員会の諸先輩方には現役の活動を非常に良く見て頂き、運営、プレーの両面からサポート頂きました。水野コーチにはレギュラーのみならず部員のプレーの質向上のために何度もコートに足を運んで頂きアドバイスを頂きました。
上記で書ききれないほどのサポートを部員皆に賜っており、月並みな言葉ではありますが、この部活がそうしたサポートなしには成り立たないものであると実感致しました。本当にありがとうございました。
また、現役の間に関わった部員の先輩や後輩、そして親愛なる同期には感謝してもしつくせません。引退式はただの謝罪会見になってしまいましたが、本当にそう思います。ありがとうございました。
現役中はこの部での自分の存在意義を一切見出せずに正直なところ苦しい思いばかり残りましたが、お世辞でもありがとうと言ってくれた後輩・同期がいただけで救われました。そう考えると自分にとって部活自体が「家」のような存在であったと実感します。どんなに苦しいときも、部室に行き、テニスをし、後輩や同期と気の抜けた会話をすれば前向きな気持ちになれました。 後輩の皆にとっても部活がそのような存在で有り続け、部員皆で泣き笑いする、仲間であってくれることを願っています。
来期は確かに今年のレギュラーの多くが抜け、厳しい戦いになる様に見えますが、私たちの代の間にもレギュラーを喰う実力の後輩が多数育ってきていました。彼らは私たちの代同様、向上心に溢れ、努力を怠りません。彼らが下馬評に恐れることなく精進していけば来年こそ三部昇格を達成してくれることを確信しています。
主務という肩書のない今、一個人としては説教をするのは趣味ではないのですが、後輩ひとりひとりにエールを(同期にも感謝を)送って終わりにしたいと思います。
1年生
◆池田:「強くなりたい」気持ちを大切に、目標は高く。努力で田村を超えていこう。活躍が楽しみ。◆伊藤: 純粋な雰囲気がいい。どんどんテニスして強くなろう。 ◆稲田:ナイスムードメーカー。テニスの向上心も忘れずに、部活を楽しんでな。◆大窪:見た目は似てるかもしれないけど、キャラもテニスも僕のような小物にならずもっと上へ(笑)◆進士:君の計り知れなさが怖い。応援楽しんでて嬉しかった。もっともっとテニスしよう。◆徳島:初心者だからと気負わずにどんどん同期とテニスしてうまくなろう。まずは酒井超え、次に関口超えだ。◆中澤:ニヤニヤしすぎ(笑)早いとこ上位ランクにいこう。◆長澤:開成のときのガキ感(これは2年の3人も一緒だけど)はすこし抜けたかな?着実に上手くなっている。ノートはずっとつけ続けな。◆西野:焦らず悲観せず、一つずつ。君なら一太朗も超えられる。◆堀内:最近は笑顔が怖い(笑)センスは抜群、貪欲さは赤点。姉以上のハングリー精神で行こう。◆六笠:ゆるふわな雰囲気が1年生を和ませてるね。テニスは貪欲でいいんだぞ。◆山根:弱冠18歳とは思えぬ厭世的な雰囲気(笑)人生初勝利後満足してない?◆智之:シャイながら同期と打ち解けるのはさすが聖光。鉄人にふさわしい努力で上に行こう。◆米田:イェーイ!!!(君のこれに何度も救われた。これからもバカでいてくれ。早く関東学生になれ。)
2年生
◆伊草:早く彼女作ってレギュラーになって一太朗に恩返ししなさい。◆石垣:自分に妥協してはいけない。東大庭球部のNo.1。プライドを持って2次プレーヤー、関東学生に。◆犬井:自分のプレーで苛立つ瞬間が多いけど、これからは試合や練習で周りを盛り上げることにも目を向けてよう。雰囲気は自分から作るもの。西高校魂を見せてくれ。◆大谷:よくあの春休みから回復した。テニスでも2年生イチの成長で、君がテニスを楽しそうにするのを見るのが好きです。これからは上位に食い込むためにもっとテニスのプレーを考えて一つ一つ練習して行こう。◆太谷:もっとテニスに対して積極的に。せっかく部活続けてるんだからただこなしているだけでは勿体無い。勉強とテニスの上達を両立してこそ藤島生じゃないの?◆木村:同期から慕われていて羨ましい。不思議な雰囲気の2年生の雰囲気も、部全体の雰囲気も良くしてください。テニスは自分で限界を決めず、もっと貪欲に。◆須藤:部活への不満を汚い字で書きつけていた中2の頃の君とは見違える頼れるレギュラーです。自分の弱点から逃げず関東学生になるのを応援してます。◆関口:話す度君は先輩に対して(ずる)賢いと感じます。何かと仕事を任せられているのもそういった信頼からだと思います。もはや「初心者なのに」ではないはず。どんどん抜かしてレギュラー目指そう。◆玉川:青葉台ユーザーとして親近感を持っています。もっとセレクをやって、楽しいテニスだけじゃ見えない勝負の世界で生きて行こう。?堂前: 途中入部にも関わらずきちんと仕事してくれてありがとう。テニスを見る機会がなかったのが残念。セレクや試合でどんどん部活を楽しんでいってくれ。◆星合:この1年半で少し君をわかった気がします。僕の背中を追ってるだけじゃ僕は超えられないよ。◆横田:もっとセレクを。ジョコビッチは勝負するのを楽しんでるよ。
3年生
◆石川:もう引っ張る人はいない。自分のテニス人生の集大成、田村を圧倒してこう。◆井上:フォアもサーブも良くなってるよ。限界を決めずに上に行こう。監視するやついないからって調子乗ってカロリーとるなよ!◆大村:応援隊長頼んだよ。フットワークが本当に良いから、この一年で哀愁だけでなくマレーばりの守備テニスを手にしよう。◆小沢:テニスが小さい。アレクサンダーはもっとファイトできるでしょう。…坊主にならないように。◆織田:織田は織田のやり方で。部員のことは頼んだよ。◆加藤:まずはテニスから。君がダブルスで活躍する姿を見るのが楽しみです。◆菊池:とりあえず練習からやる気を出していこう(笑)君なら2次予選でも関東学生でも頑張れるはず。◆倉持:一年の時から気に入ってくれてたのが妙に嬉しかったよ。この一年はconsistencyをキーワードに。関東学生と言わずインカレに行ってくれ。◆小林:君は本当に賢い。今期の成功は君に懸かっているといっても過言ではない。 自分のテニスから、がんばれよ。◆酒井:本当に真面目なやつだと思ったら、随所に麻布らしさを見てビビった。きついこと言ったりもしたが、きっと受け止めてくれた(よね?)。練習量も試合量も増やしてどんどん上に行こう。◆嶋川:一太朗無き今、藤島を纏めるのは君だ。テニスは骨折前を超えて左の列に行こう。◆清水:長い付き合いになってしまったな。ベテランテニスを極めよう。もっともっといやらしいテニスをしてここから這い上がれる(試合中怒らなければ)。◆谷:もう言うこと言っちゃったな(笑)ムカつくこともあったけど楽しかったよ。活躍を見せてくれ。◆仁木:君とするウェイトはほんと追い込まれて参った(笑)それを活かしてテニスもやってこう。マッチするぞ。◆原: 君がよく考えてやる事はきっと間違いない。まずは学生に!◆深井:バカなのかマジメなのか…テニスはもう少し考えて打とう。◆藤田:トレーニングの真面目さに本当に感服した。セカンドサーブ練習しなさい。あと三球目。ビール飲み過ぎは注意だよ!◆保母:この一年の活躍を期待してるよ。辛い時でも前を向いて頑張れ。あの涙を裏切るなよ!(笑)◆山際:3年になってからフリコ少なくない?授業も就活も大事。でもテニス頑張ってこそでしょ。原倉持と経済会やろう。
4年生
◆岡島:本当に岡島には助けられた。その上苦労をかけてすまなかった。ちょっとガキンチョなところがたまにキズ?ここからも仲良く頼むよ。◆田村:辛いとき僕が無茶苦茶言うのを聞いて助けてくれてありがとう。試合で叫ぶ田村を見れないと思うとすごく残念。◆野田:最後まで不思議なやつだなーと思ってた。少しだったけど君のベンチャー出来て、本気の野田の試合を間近で見れて嬉しかったよ。◆タケル:飲み会でも言ってたけど本当にタケルとするダブルスが楽しくて、それだけで最後の一年本当に救われた。◆牧野:現役の時は同期会なんか行かない!とか言ってたけど、開催してくれたら絶対行くから開催してくれ(笑)マッチも飲みもしよう。◆松本:君に何度カチンと来たことか…(笑)それだけ正論言われてたってこと出し間違いなくうちの学年に必要な仲間でした。松本さんとするダブルス、楽しかったよ。また、お昼ごはんでも行こう。◆一太朗:僕が(勝手に)落ち込んだり、一太朗の想定を下回ったり、迷惑をかけることばかりだったけど、どんなに苦しいときでも二人三脚でやってきたね。きっとこの二人でしか見えてないこともたくさんあって、あれだけ苦難を乗り越えてきた実感があったから、本当に昇格して笑いたかった。(なんか恋人への言葉みたい。)でも入替戦で一太朗が勝つのをみて、本当に良かったと、それだけで泣きそうになったよ。これからもよろしくね。◆代慶:一年の時から本当に努力する姿を尊敬していて、テニスでは君と田村の意欲と向上心に勝てなくて、だからこそ何かしようと主務になった自分が最後までやれたのは間違いなく代慶のおかげです。ありがとう。