ループ&ループ〜神谷龍之介〜

東大に入学してから1年と少しが経ち、この春には初めての後輩ができました。この1年は一瞬で、大学に入って初めてのことをたくさん経験した分思い出は多いのですが実感が沸かないというのが正直なところです。ぼーっと過ごしていたら大学の4年間などあっという間に終わってしまうんだろうなと思いつつもなかなかベッドから出られない自分の怠惰さに呆れています。
特にテニスに関して語りたい思いもないのでそこはテニスに一途な他の部員に任せて僕は好きな音楽についてでも書こうと思います。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんがこのブログのタイトルはASIAN KUNG-FU GENERATIONの名曲からいただいています。アジカンといえば、リライト、ソラニン、遥か彼方などあげればキリがないほど多くの名曲がありますが、僕は特にこの曲が好きで定期的に聞いてはしみじみと浸っています。アジカンの魅力は語り尽くせないほどにありますが僕は特に歌詞が好きです。アジカンの歌詞は抽象的で難解なことが多く、その読解は東大入試の国語の難易度に匹敵するほどですが、何度も聞き込んでいろいろなことを考えて少し分かったような気分になれるというのも味があって良いものです。ループ&ループの歌詞も決してわかりやすくはないですが、僕は迷いや葛藤を繰り返すことは止まることではなくむしろそれを認めることで前に進むことができると力付けてくれるような曲だと思っています。自分語りになってしまいますが僕自身も自分の意思で決めることが苦手で、先日も同期から神谷は「それもあり」とか「いいんじゃね」としか言わないと指摘されてしまいました。振り返ってみてもご飯に行く時のお店決めなどの小さな決断から受験などの大きな決断までスパッと決められたことはなく常に迷ってくねくねしながら決めてきたような気がします。庭球部で活動する中でも常々迷いを抱えており、1度解決したつもりの迷いが再び戻ってきてしまうようなことも多々ありました。このブログも何について書くか迷った挙句提出期限を過ぎてしまいましたし、今もどうまとめようか迷っています。そんな僕にとって迷いを肯定してくれるようなこの曲はある種救いで、繊細な言葉選びで書かれた歌詞は非常に心に刺さります。ゴッチ自身も迷いや葛藤を抱えながら音楽をしてきたのでしょうし、こんな歌詞を書くゴッチに惚れてしまいそうになりますが、政治思想が歩み寄れないくらい僕と逆なことだけが残念です。大変残念です。
なにはともあれアジカンは邦ロックの歴史に残るような素晴らしいバンドであると再度強く主張させていただき、このブログを締めくくりたいと思います。
長くなってしまい自分語りも多くなってしまって大変恐縮ですがもし少しでもご興味をお持ちになりましたらぜひアジカン聞いてみてください。特にループ&ループはMVも印象的なのでぜひ1度ご覧ください。拙い文章で内容も大間違いかもしれませんがご容赦ください。ここまで読んでくださりありがとうございました。

以上です。失礼します。

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