寄り道〜渡邊建〜

こんにちは。庭球部1年の渡邊建です。大学に入って早1年が経過し、あと2か月もすれ
ば後輩が入ってくるような時期になってしまいました。僕は中高ソフトテニスをやっており、
硬式テニスを大学から始めたのは非常に大きな決断だったのですが、この1年間は人生で1
番テニスに打ち込んだ1年でした。自分の満足するところまでテニス的に成長できたとは到
底言えないですが、これからも前に向かって努力するのみです。
小学生の頃から勉強して良い中学高校に入り、良い大学に入り、大学に入るや否や就活を
見据えて動いていく、というような、遠い未来の自分の理想像を一点に定め、そこに至るた
めに最適な選択を積み重ねていくという生き方は、人生経験の乏しい自分にとっては非常に
魅力的に映ります。中学の時には、小学生のときからソフトテニスを始めていた人に負け、
高校の受験期には東京の中高一貫校で6年間勉強していた人に負け、大学では小中高の時か
らテニスを始めていた人に負けています。そういう負けを繰り返すたびに、「もっと早くか
ら始めていれば」「もっと一つのことに集中して取り組んでいれば」と思うこともあります。
しかし、一つの目標に拘らず、寄り道をしてみることの大切さは思いのほか様々な人が語っ
ています。Apple創業者のスティーブ・ジョブズは、 “You can’t connect the dots looking
forward. You can only connect them looking backwards.”(未来を見て点をつなぐことは
できない。できるのは過去を見てつなぐことだけだ)と言います。まだ大した過去を持って
いない自分ですが、過去を振り返って点をつないでみると見えることもあります。今の部活
のトレーニングに何とかついていけているのは小学校のころの水泳で培った心肺機能のおか
げかもしれませんし、今フォアハンドがある程度打てるのは軟式の時の練習の成果が現れて
いるのかもしれません。正直なところ、自分はスポーツの適性が低く、このままテニスに打
ち込んだとしても、誰もが驚くような功績を残すことはできない気がします。すでに自分の
限界が見えているところで頑張るよりも、もっと自分の向いているもので勝負したほうがい
いとは常々思うのですが、いつしか点と点がつながることを信じて、今はテニスに大学生活
を捧げたいと思います。

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