こんにちは。庭球部1年の近藤です。

初めてのブログということで何を書くか迷ったのですが、「テニスにおける人との繋がり」について書こうと思います。

突然ですが、「六次の隔たり」という言葉をご存知でしょうか?「六次の隔たり」とは、「全ての人や物事は6ステップ以内で繋がっていて、友達の友達…を介して世界中の人々と間接的な知り合いになることができる」という仮説です。一言で言えば、「世界は想像以上に狭い」ということです。この仮説は、計算的にも立証されます。互いに知り合いでない6人がいるとして、6人各々に互いに重複しない44人の知り合いがいるとすれば、彼らの知り合いを掛け合わせると繋がる可能性があるのは44人の6乗、つまり72億5631万3856人にもなります。このことから、理論上は6人の数珠繋ぎで世界中の殆どの人と繋がることができるということです。(※2023年の世界の総人口は80億4500万人)

この言葉をご存知の方も少なくないと思うのですが、これは昨年末に行われたOB・OGさんとの親睦会であるOBさんが仰っていた言葉です。「六次の隔たりで表されるように世間は想像以上に狭いが、テニス界はさらに狭く、2〜3ステップ以内で繋がる」そうです。これは確かに納得できます。私の実体験としては、例えば、地元・愛媛では、小中学生のテニスレッスンに行くことも、大人のレッスンに行くこともあったのですが、親子両方に出会ったり。中高の部活を通じて対外試合を重ねていると、他校の選手の名前と顔、プレースタイルが大体一致してきたり。(競技人口が多くなかったのは否定できませんが)という感じでした。これは愛媛に限らず、東京に来てからも、庭球部の先輩が私の高校の先輩の学科同期だったり、兼サー先の先輩のクラスメイトや学科同期だったり。同期のクラスメイトは私の高校時代からの友人だったり。対抗戦の相手校に高校の部活同期がいたり。といった感じです。このように、”知り合いの知り合いが身近な存在”であることなど、繋がりを感じることがしばしばです。

やや話は逸れるのですが、庭球部の特徴として他大学との繋がりが挙げられます。100年以上の伝統がある京大との双青戦、旧帝大が集まる七大戦などの毎年恒例の試合をはじめとして週末の合同練やマッチ連、対抗戦を通してたくさんの出会いがあります。これから新入生を迎えて5月には双青戦、7月には七大戦…など今後沢山待っている試合が楽しみです。日本全国に仲間ができるなんてなかなかないですし、素敵な繋がりだなぁとつくづく思います。

外部との繋がりについて述べてきましたが、東大庭球部は部の縦(OB・OGさん、現役)、横(同期)の繋がりも強く、OB・OGさんや先輩方、同期にも心技体様々な面で支えていただきながら日々庭球部生活を送っています。他の運動会の部活生と各々の部活動について話す機会がありますが、庭球部ほどの繋がりの強さはあまり聞きません。

まとまりがないのですが、最後に一言。コーチ、OB・OGの皆様、先輩方、同期、そして未来の後輩へ。直接関わったことがある方もない方もいらっしゃいますが、これから関わる方も沢山いらっしゃると思います。全ての方との繋がりを大切にして、また感謝して、一層テニスに励んでいこうと思います。

以上です。失礼します。

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