♪「僕らがいるから今日も勝つ」?ー七大戦を通じて

こんにちは。庭球部3年の松田です。

七大戦のブログということで、とりあえず…

女子部優勝!!!!!

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1位の1!!

東大女子部が七帝を獲ったのは史上4度目、15年ぶりだそうです。本当にすごかった…!

初戦の東北大学を3-1で快勝した東大は、続く準決勝も名古屋大学に対して合計5ゲームしか与えずの圧勝。勝負の決勝はvs.大阪大学。去年の七大戦で1-3で敗北した因縁の相手でした。

雨の関係で2日目である土曜日にダブルスを終え、その時点では1-1と同点。勝敗は翌日のシングルスにかかることに。

決勝の日曜日は試合に出ない私ですらコートに入ってからとにかくずっと泣きそうでした(実際S3の海老原のシングルスが始まるときに後ろで阪大男子が応援で栄光の架橋を歌っているのにつられて(?)少し泣きました笑)。

シングルスで勝ち星を上げた2人のスコアは7-5.7-5(光さん)と4-6 7-6(5) 6-4(なっちゃん)。本当に壮絶な試合でした。1点1点に心底熱くなり、無我夢中で応援を叫び尽くしました(おかげで七大から帰って2日ほど驚愕のデスボイスで過ごすことになりました…笑)。陳腐な言い回しで恐縮ですが、試合が決まった時の感動は今でも忘れられません。

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ないしょーないしょーもういっぽーん!

さて、少し話がそれるのですが、ここからは個人的な所感を書かせて頂きます。

声の大きさと元気の良さが取り柄である私は、勝手に女子部の応援隊長を自負していたのですが、七大戦を通してこの「応援」について考えさせられました。

前述の通り東大女子部は悲願の七大戦優勝を勝ち取ったわけですが、テニスはあくまで個人競技であり、勝ちを持ってきてくれたのはレギュラーの4人に他なりません。私のようなイレギュラーは、この勝ちを誇っても良いものなのでしょうか。

七大戦の女子部の試合はダブルス2本シングルス3本しかなく、七大戦にレギュラーとして出るというのはリーグや他の対抗戦に比べて更に難易度が高いため、私にとって七大戦は”お祭り”という感覚が強くありました。学年が上がって勉強などが忙しくなったこともあり、3年になってからあまりフリコもできていなかった(どころか熱中症と胃腸炎とインフルエンザのトリプルパンチで5月はロクに練習すら出られていなかった)私は、恥ずかしながらもちろん七大戦が迫っているからといって練習に力を入れたりなどもしていません。ただのうのうと九州にむかい、博多ラーメンを食べて「あ~ようやく九州か~七大戦か~」などと呑気なことを言い、精一杯応援はするも勝敗はレギュラー任せで。

先日、某部員が「本気でテニスをやっていない奴に応援されても嬉しくない」と言っていたと耳にしました。それを聞いた時は「はぁ??怒」と思ったものですが、七大戦であの壮絶な試合を目にして、それまで必死で頑張ってきていたレギュラー陣の努力を思い返し、片やなんやかんやで全然フリコもしていない自分を省み、確かに私の応援などレギュラーにとっては寧ろ雑音かプレッシャーに過ぎないのかもしれないなと感じました。

と、鬱々と自省していて少々滅入っていたのですが、先日エースの光さんの夏関の応援に行った際に、試合後に「応援がいたから勝てた、ありがとね」と言って頂き、少し目が覚めました。

思えば、優しいレギュラーのみんなはいつも試合が終わるたびに「応援ありがとう」と言ってくれます。それに、応援がいなかったり盛り上がっていなかったりする部活よりも東大女子部の方が良い雰囲気で試合をできているのは紛れもなく事実です。

だから、とりあえず、応援には意味があるのだと信じることにします。

その上で、更にその応援を心強いものにするために、そしてチームで勝ったのだと、私もそのチームの一員なのだと誇れるようにするために、とにかく今私ができることは、テニスを頑張るしかありません。「一緒に頑張ってきた」仲間に応援されてこそレギュラーの力も出るというものでしょうし、全力を尽くしたと言えるように部活に打ち込むことこそが、例えその試合をイレギュラーで応援として迎えたとしても、チームの勝利を誇れる唯一の道なのかなと思います。

ということで、勝手に名乗って勝手に返上してというのもおかしいですが、応援隊長を名乗るのはそれからにします。できれば応援で終わりたくはないですが…笑

七大戦を経てすでに真っ黒ですが、せいぜい日焼けに気をつけて、夏休み頑張るぞー!!

 

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