OB・OGインタビュー特集 〜第一弾〜

社会でご活躍されている先輩方に、東大庭球部での思い出や部活の魅力についてお聞きしました。ぜひご覧ください!

第一弾となる今回は現役時には主将を務められ、現在は日本郵船の海運マンとしてご活躍される土佐直暉さんにお話を伺いました。

東大庭球部に入部された経緯や動機についてお聞かせください。

中高でもテニスをしていたので、大学でもテニスはしたいと思っていました。サークルではなく部活に入ることにしたのは、新歓練習会で当時の主将の方と打たせてもらった際にその方のテニスの上手さや強さに惹かれ、部活でテニスをしたいという気持ちが強くなったからです。また、中高時代に試合で戦っていた相手や負けた相手の多くは他大学の体育会に入っていたのでもう一度彼らと戦いたいという気持ちもありました。

東大庭球部の4年間で最も印象に残っている出来事は何ですか?

4年間で最も印象に残っているのは二年生の時のリーグ戦で四部に昇格できたことです。私が入部したときの東大庭球部は六部に所属していました。一度六部から七部に降格してしまうとそこから昇格するのはかなり難しいので、部全体としてこのままではマズいという危機感があったことを覚えています。しかし、環境の整備やコーチの招聘、練習量の見直しなどが行われ、結果として一年生時のリーグ戦で五部に、二年生時のリーグ戦では四部に昇格することができました。四部昇格が決まった際には部員は勿論OBの方々もとても喜んでくださり思い出深い出来事となりました。

庭球部での経験で社会に出てから活きている事はありますか?

部員全員に共通するリーグ戦での昇格という目標に向けて、学年などに応じて役割を果たしチームとして取り組む経験は大きかったです。今の仕事ではチームとして取り組むことが多く、一つの目標に向けて部全体で取り組んだという経験は社会に出てからも確実に活きていると感じています。
また、テニスは競技人口が多く人との繋がれるスポーツなので社会人になってからもテニスを通じて交友が広がっています。テニスをやっていてよかったなと思う事の一つです。

庭球部員として意識していたこと等あれば教えてください。

私は幸い一年生の冬に部の一番手になれたので自分が東大庭球部全体のレベルを引っぱっていくんだということを意識して活動していました。格上のプレーヤーとテニスをして、そこで得たものを他の部員に還元することでチームが強くなってほしいと思い、他大学の練習や外部のトーナメントに参加することも多かったです。
また、主将を務めていた際には部員と積極的にコミュニケーションをとりリーグ戦に向けて部内の一体感を高めていくことを意識していました。

東大庭球部の魅力を教えてください。

寛容で暖かいコミュニティでしたし、みんな仲が良かったです。現役当時一緒に活動していた先輩や後輩や同期とは今も関係が続いています。
みんなテニスが好きという共通項があったうえで様々な人がいて活気がある組織だったと思います。

現役生へのメッセージ

コロナで試合や練習の環境は今と大きく違いますが、ネガティブに捉えても仕方ないので今できることに力を尽くしてください。

新入生へのメッセージ

テニスに興味がある人はもちろん、スポーツに興味のある人なら一度は新歓などで庭球部に触れてほしいです。色々な人を受け入れてくれる暖かいコミュニティだと思います。庭球部に入って楽しい大学生活を満喫してもらえたらうれしいです。

最後に

インタビューさせて頂く中で、土佐さんが現役時代に抱いていた部活に対する熱い思いを感じ良い刺激を受ける事ができました。

お忙しい中インタビューに応じてくださった土佐さん、ありがとうございました。

七大戦優勝時の写真

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