応援〜草刈周成〜

こんにちは。庭球部2年の草刈です。2年生が順番にブログを書くことになりました。興味があったら読んでみてください。

さっそく本題に入ります。僕は高校まで野球をやっていて、ほとんど大学からテニスを始めたのですが、それは一年間浪人中ほぼ一人で机と睨めっこしていたこともあり、全て個人の責任でやった分の成果が出やすい個人競技に興味を持ち始めたことがきっかけでした。もちろん大昔テニスを少しだけ齧っていてまたやりたくなったというのもありますが、大体はそういうことです。

しかし大学テニスを始めると、全体対抗戦という、レギュラーは試合に出て、イレギュラーは応援するという試合があり、意外と団体競技チックな面がありました。その試合後にイレギュラーがエキシビションをやることがあるのですが、多くの人に応援してもらい(も、もり、もりあ)盛り上がりがある試合にさせてくれます。テニスの試合ではポイント間やチェンジコート間にレンコという短い応援歌みたいなものがあり、少年野球の応援歌そっくりで野球をやっていた身からすると非常に興味深いです。

ところで僕は高校野球の応援歌が大好きです。特にチャンスやピンチの時に流れる場を飲み込み、番狂せを起こすような曲が好きで、おすすめは國學院久我山の一本や千葉で定番のチャンス紅陵、秋田で定番のタイガーラグです。ぜひ聴いてみてください、特に金足農業のタイガーラグは見るたびに感動させられます。

ですが最近自分の高校野球で実は心残りとなっていたのはこの応援なのではないかということに気づきました。高校野球では夏大会は三年間ずっとベンチを温めており、スタンドから応援する側にもなれないし、応援される側にもなれませんでした。そもそも一回戦負けで夏休みが始まっていなかったり、最後の年のコロナの対策などもあり、吹奏楽部が来れず、三年間おそらく自分の高校の演奏を聞けなかったような気がします。

しかしテニス部に入って思いがけず、さまざまな試合で応援し、応援される側になることができました。僕は今まで野球に限らず、さまざまなスポーツで応援が雰囲気を飲み込み、劣勢を挽回させた試合をいくつもみてきました。今度は試合で活躍するにせよ、応援するにせよ、自分も番狂せの一員となってみたいです。

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