部活動の魅力

こんにちは、庭球部1年の廣岡です。

4月に大学生になってもう1年ほどが経ちました。部活動、大学の授業、バイトなど、高校生時代からガラッと変わった生活習慣にもようやく慣れてきました。暑すぎた夏も終わり、過ごしやすい季節になってきたと思いきや、最近急に寒くなってきました。今このブログを書いているのがちょうど年の終わりに差しかかる頃なので、ふと一年を振り返ってみると、今年は例年に比べてたくさんの変化を経験したと感じています。その中でも一番大きな変化としては、小学生からずっと続けていたサッカーを辞めて、新たにテニスを始めたことだと思います。なので、ここでは自分が中学校、高校、そして大学と、部活動で10年以上過ごして感じたことや経験したことを述べたいと思います。

まず、当たり前ですが、どの部活に入るにも、「入部」することが必要です。中学1年生の頃の自分は、サッカーを続けることをあまり何も考えずに決めていたので、仮入部期間が始まると同時に、仲が良かったクラスメイトでサッカー部への入部を考えていた人たちと入部届をもらいにいきました。数日後入部届を提出しに行ったのですが、自分が書いた入部届は字も汚く、カバンの中でぐしゃぐしゃになっていました。そのままそれを提出しようとしたのですが、顧問の先生は激怒し、受け取ってもらえませんでした。中学1年生の5月の出来事なのに、あまりにもびっくりしたので今でも鮮明に覚えています。その後書き直して無事入部することができましたが、以後入部する前に顧問の先生を怒らせた人として少しの間話題になってしまいました。入部後は、顧問の先生の、人間性と礼儀を重視しつつも勝ちにこだわる素晴らしい指導のおかげで、本当に人として成⻑することができました。具体的には、練習前や試合前に、グラウンド周辺のゴミ拾いを行ったり、周りの人に挨拶する習慣を自然と身につけられるようにしたり、炭酸飲料をなるべく飲まないように指導するなどが挙げられますが、今思えば他にも色々な面で自分たちが成⻑できるような工夫がなされていたと思います。サッカーの面でも、スポーツが特別強い学校ではないにも関わらず、中学の都大会で2回ベスト8まで進むことができ、とても貴重な経験をすることができました。

自分は中高一貫校に通っていたので、そのまま高校に上がり、サッカー部に入りました。顧問の先生も全員代わり、よりサッカーの専門的な指導に変わりました。高校生になってウェイトを使った筋トレなども始まり、怪我をよくしていた中学時代に比べて怪我も減り、パフォーマンスも劇的に良くなりました。そのように筋トレによる良い効果を感じてから、筋トレが好きになり、受験期には自宅でできるトレーニングをたまに行っていました。高校生時代の後半は、受験が近づいてくるにつれて勉強面での不安などから部活を辞めることを考えるチームメイトも多くいるなど、中学生の頃に比べて悩むことは多かったですが、最後まで部活動をやり抜いたチームメイトは本当に一生ものの経験をすることができた、と全員感じていると確信しています。

ここまで自分が部活動と共に経験したことをだらだらと書いてしまいましたが、大学でも部活に入ってやはり自分は部活動が好きだなと思いました。中学校や高校に比べて幅広い選択肢が与えられる大学生活で、部活動を行う必要はないのではないか、と感じる人もいるかも知れませんが、自分の学校を代表して活動し、責任を持って支え、常に運動面でも人間面でも成⻑することを志すことに自分は楽しみを感じています。今後の部活動生活においても、どのような形であろうと毎日成⻑することを楽しみながらテニスに打ち込んでいきたいと思います。このような拙い文章にお付き合い頂きありがとうございました。

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