新しい代になって-大窪一功-
こんにちは、東大庭球部男子部主将の大窪です。
代が替わり二ヶ月が過ぎました。
落ち着きはいつになってもやってきません。自分じゃない感じが続いています。
この1年間、主将という立場から1秒も逃れることができないのだと日々覚悟が強まると共に、自分の至らなさを反省する毎日です。
さて、今年度の目標は3部昇格となりました。
去年までの代で達成できなかった目標と同じものです。そのためにいくつかの中間目標を定めました。
ちなみに去年の代の中間目標はどれも達成されて来ませんでした。
東北大戦に破れ、七大学戦も決勝に進むことができませんでした。それでも3部との入れ替え戦に臨むことができたと考えることもできますが、逆に考えれば、中間目標を達成できず、最終目標も結局は達成できなかったとも言えます。
僕は3部に昇格するためには、中間目標を達成することも必要だと考えています。
最後に追い上げても結局は3部に上がれないことは分かっています。
今の時点で、悲壮感は要りませんが危機感は必要だと思います。
具体的な方針は2点、「誰もが自分より強い人と練習できる環境作り」と「フィジカル強化」です。
去年度の3部との入れ替え戦では東洋学園大学に1-8で破れ、3部の壁の厚さを感じました。
この壁の厚さは何なのかを考えた結果、上部大学の選手と最低限のニュートラルなラリーができるような、慣れとフィジカルが東大の選手には足りないという結論に至りました。
「慣れ」のためにも自分より上手い人と練習や試合をする機会を多く作る目的で、他大学への練習参加や他大学の選手に東大の練習に参加してもらうなど、環境づくりを重視しています。
またトレーニングの関しても、様々なトレーナーにアポをとって、実際に体験をさせて頂きながら方針を固めています。絶対正しいというものがない、そして効果がすぐには分からない中でも判断をしなければいけない難しさを感じています。
幹部代になったことで初めて、OB・OGさんやコーチだけでなく、沢山の人にお世話になっていることを実感しています。
日頃から感謝を忘れないだけでなく、試合に勝つことで恩返しをしたいです。そしていつでも応援される部活でありたいと思います。
それでは残り1年間精一杯頑張りますので、今後とも庭球部をよろしくお願いいたします。