新入生に向けて-前川名月実-

合格発表からはや一年…入試直前1ヶ月の怒涛の追い込み、合格発表までのあの何とも言えないそわそわした空気…。心身ともに疲れ果てた私は、「よし、大学は思いきり遊ぶぞ。テニスはもういいかな、部活じゃなくてサークル入ろうかな」なんてこと考えてたんだっけ…

それを何を間違えたのか、「念のため庭球部の新歓も行っておこうかな、まあ一応ね。」と練習会に参加したが最後、その翌日には入部届けを提出していました………!?早っ!! (あ、怖い先輩から入部を脅迫されたわけではないのでご安心を笑)

なぜ私は庭球部を選んだのか。それはもう、直感としか言いようがありません(笑)。庭球部のアットホームな雰囲気、居心地のよさに心惹かれ、自分の居場所はここだと確信し入部を決断しました。

とまあこのように、お世辞にもドラマチックとは言えない経緯で庭球部の一員に加わったわけですが、この一年の出来事を振り返ってみると、「庭球部に入って本当に良かった…!!」の一言です。

2019年3月30日に潔すぎる決断を下した私を褒めてあげたい笑…とここで一人感動していても仕方がないので、一年間部活を続けて見つけた東大庭球部の良さを2つみなさんに紹介したいと思います!

すみません。名乗るのを忘れていました(笑)。ブログを半分くらい書いたところで行き詰まり、過去の庭球部ブログを読みふけって気づけばHP上に現存するすべてのブログを読破していた1年の前川です。(先輩方の文章面白すぎる…自分のブログを一から書き直そうかと落胆したほどです笑みなさんもぜひ読んでみてください!庭球部の魅力が伝わると思います!)

前置きが長くなりました…。それでは東大庭球部のいいところ、どうぞ?!

1.テニスも勉強も頑張れる!

東大庭球部には色々な人がいます。「運動会」という名の通り大学生活の全てを部活に注いでいる人もいれば、勉強も頑張りたいと文武両道を目標に頑張っている人もいます。

テニスが好きすぎて暇さえあれば(たとえそれがクリスマスだろうと(??)元日だろうと)コートに来て練習している人、練習後にご飯を食べに行ったと思ったら戻ってきてまた練習している人(一日中コートにいる気がする笑)。

将来を見据え長期休暇に短期留学をしている人、学校の成績で平均85近く取ってる人(Sセメの終わりには実感すると思いますが、これだけの成績を取るのはかなり難しい…のに80超えの部員は意外と多い)。本当に人それぞれです。

逆にいえば、東大庭球部にはいろんな人を受け入れる環境が整っているということです。たとえば、部員は(現役の時はもちろん引退してからも)テニスコートをいつでも自由に使えます。練習し放題です笑

「サーブの調子が悪いな」と思えばひたすらサーブの練習ができる、何と素晴らしい環境でしょう!(ん?フォアの調子が悪かったらどうするかって?心配ご無用!!いつでもコートに誰かしらいるので、球出ししてもらいましょう!!)

一方で、テニス以外のことを頑張りたいときに部員を助けてくれる制度もたくさんあります。試験期間は「試験オフ」として練習を休んでテスト勉強に専念することもできるし(これ重要!!)、短期留学やインターンなどもOKです!

私自身も文武両道を目標としていますが、「テニス部なんだからテニスのことだけ考えろ。」ではなくて「両立も大事よね!」と言ってくれる環境は本当に居心地がいいです。

 

図1

雨で試合が中断。3週間後に控える期末テストに向けて勉強中…

 

 

2.何と言っても一番は「ひと」

庭球部に入って良かった!と一番強く感じるのは、人との関わりです。私は5才からずっとテニスを続けていますが、今まで「テニスは個人競技、コートの上では常に一人。自分が強くなればそれでよし。」そう思っていました。確かに、今までのテニス人生ではその考えで良かったのかもしれません。しかし、この一年でその考えが変わった気がします。

大学のテニスは「団体戦」。試合は選手だけでは成り立たない、応援、審判、ボーラー…たくさんの支えがあって成り立っているんだなと日々実感しています。私の勝利をみんなが喜び、みんなの勝利を私が喜ぶ…。

自分一人だったら「もう無理だな」って諦める試合も、「みんながいるから絶対勝とう、みんなの期待に応えたい!」そんな風に思えるし、手に汗滲ませてみんなを応援できるのも庭球部だからこそだと思ってます。

 

図2

図3

本気で応援してくれる仲間に本気のプレーで応えたい…

 

図4

一年同期の審判。 響き渡る声、堂々とした姿は本当にかっこいい!

図5

某一年男子のボーラー、選手を全力で支えます 無駄がなくしなやかな身のこなしは「美しすぎる…!!」と評判でした笑

図6

団体戦はベンチコーチあり、一人だけど一人じゃない。 OB・OGさんもたくさん応援に来てくださいます!

図7

試合後はお辞儀で感謝の気持ちを伝えます みんな、ありがとう…!

 

それから、緊張、悔しさ、喜び…テニスに関わる感情全てを一緒に味わってるだけあって部員同士とても仲が良いです。さらにさらに、庭球部員は本当に良い人ばかり!(メンタル、フィジカル共にタフなスポーツであるテニスをこよなく愛する人にはいい人しかいないと言うのが私の持論です笑)同期、先輩、OB・OGの方々…「人に恵まれたなぁ…」と感じる今日この頃です。

図8

勝利の喜びのあまり先輩にバックハグ…!!笑 クリスマスに二人でデートしたのはここだけのひ・み・つ。

 

図9

個性豊かな一年同期(草津旅行にて)。 本当に最高!!大好き!

図10

一年同期でスキー旅行。男子も女子もとっても仲良し!

 

また、部内に限らず他大学との繋がりができるのも庭球部の良さだと思います。100年以上の歴史を持つ京大との双青戦、旧帝大が集まる七大戦などの毎年恒例のイベントを始め、日々の合同練やマッチ練、対抗戦を通してたくさんの仲間ができます。日本全国に仲間がいるなんて最高ですね!(聞いたところによると、OB・OGの七大戦というものもあるらしく他大学との交流はまさに「広く長く」!)

 

図11

お祭り騒ぎの双青戦。 試合が終わればみんなでご飯です!

 

私は普段男子部の練習に混ぜてもらうことが多いので男子部のこともちょっと書くと、みんな本当に優しくてテニスへの思いが強い人ばかりです。練習の時も女子の私を温かく受け入れてくれるし、時間があるときに「一緒に打たない?」と誘っていただくこともあります。(優しさに甘えすぎず、強くなって結果を残すことで恩返しします!)

また、練習後によく同期の男子にくっついて男子部の先輩方とご飯を食べに行くのですが、これがめちゃくちゃ楽しいんです!今まで知らなかった庭球部の面白い話を聞いたり、男子部の先輩方のテニスへの熱い思いを知って私も頑張らなきゃと決意を新たにしたり…(実を言うとこのご飯の時間をいつも楽しみにしています! これからもたくさんご飯連れて行ってください!笑)

 

 

自分の書きたいことを好き勝手書いていたらまとまりのない文章になってしまった…しかも“長い…!!”まあ、取り敢えず、「ひと」との関わりが庭球部の良さだと言うことが伝われば合格かなと思います(といって無理やりまとめる笑)。

この超絶長い新歓ブログを読んでくださった皆さんがこの「ひと」の一員に加わってくれたらとても嬉しいです!庭球部一同、みなさんをお待ちしています!

 

 

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