引退の言葉 ~海老原梨沙~

こんにちは。庭球部女子部前主将の海老原梨沙です。 

 先日、後輩との試合をもって引退することになりました。この3年半振り返ってみると、長かったようで、それでいてやはりあっという間だった気もします。特にこの1年間は自分が主将になって部を引っ張っていくんだという気持ちと、コロナによる自粛期間により本当にあっという間でした。私たちの代は、自粛期間も長く、京大戦、七大戦、リーグ戦など様々な試合がなくなっていく異例の代となってしまいました…私は、1年生の頃からリーグ戦に出ており、昨年のリーグ戦で自分が勝たなければならない重圧に負けてしまった後悔から、今年のリーグ戦には、個人的にも、もちろん主将としても、とても思い入れがありました。そのため、リーグ戦がなくなったことは、私にとって本当に悔しいことで、当たり前にあると思っていた次の機会というのが常にあるというわけではないということを思い知りました。もっともっと今の時間を大切にして、自分がその時に一番やるべきことをやるべきだということに気づきました。今後の人生においてこのような後悔が二度とないようにしたいと思います。

↑同期

 また、自粛期間で自分と向き合う時間が増え、自分にとって部活がどれほど大きな存在なのか、自分たちがどれだけ周りの人々に支えられて生きているのかを感じることができました。この大学4年間を振り返ってみて、テニス部に入ってよかった、もう一度大学生活をやり直すとしてもテニス部に入部する、そう思えます。何かに一生懸命打ち込めるのは、大学生までで、中高生に比べて、大学生は自分で時間を管理すれば、かなりの時間をテニスに打ち込むこともできる。この恵まれた大学生活で最後に一つのことに打ち込めた時間というのは、本当に貴重な体験で、自分が打ち込みたいと思えるものに出会えたことに感謝したいなと思います。

↑大切な後輩たち後輩へ

 これからの1年間も前例のない、かなり異例な年になると思うし、大変なこともたくさんあると思うけど、来年は試合ができると信じて頑張ってほしいです!今年果たせなかった私の目標、4部昇格を叶えて、私の雪辱を晴らして欲しいなと思います!みんなは、一人ではなく仲間がいるということを忘れずに、何か悩みがあったら、周りに相談してお互いに支えあい、引っ張りあいながらみんなで切磋琢磨してほしいです。

↑お世話になった先輩方

 最後になりましたが、私が3年半テニス部を続けられたのは、先輩、同期、後輩、その他の様々な人の支えがあったからだと感じています。先輩方は、いつまで経っても、頼り甲斐のある先輩で、1年生の頃からたくさん悩みを聞いてもらい、たくさんアドバイスをいただき、4年生になった今でも私の目標でありました。後輩は、本当に可愛くて、自分がもっとしっかり引っ張らないととモチベーションを上げてくれる存在でした。同期は、特に今年1年、いろいろな話し合いをして、たくさん支えられながら、主将をやってこれたと思います。私が1年間主将であり続けられたのは、同期のおかげだと思います。私にとってこの3年半のテニス部生活は、本当にかけがえのない財産となりました。
私は、本当に様々な人に支えられながら生きているのだと感じます。今後も、テニス部にはコーチとして関わり続けますし、テニス以外の面でもいろいろなことに一生懸命取り組みたいです。この大学の部活生活で学んだ様々なことを今後、生かして生きていきます。
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました!

↑最後は私の大好きな写真で

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