滑走路~横田智之~

こんにちは。庭球部4年の横田です。この言葉を書くのもこれが最後の機会になりました。書くつもりはなかったのですが、同期のせいちゃんが前に書いたブログを褒めてくれていたので書こうと思いました笑
そしてその書いたブログのタイトルは「もう少しの夢」でしたが、今年叶わなかったので、来年後輩達に託したいと思います。

さて引退式の時には後輩に向けて話していたので、このブログでは主に同期のことについて書きたいと思います。色々思い出はたくさんありますが、1番に伝えたいことは感謝です。何をする時でも同期の支えがあったからこそ頼りない自分がここまでやって来れたのだと思います。高田馬場で支援していただいたことも、一升チャーハンを食べる時連呼してくれたことも、自分の誕生日に徹夜で桃鉄をしたことも全て忘れるはずがありません。(馬鹿をしたことの方が先に思い出せてしまう自分はまだ成長できてないのかもしれません。)
もちろん部活動でもここまで努力を続けてきて強くなることができたのも、恵まれた仲間と切磋琢磨してこれたからだと思います。男子部の同期はおそらく全員フリコはやったことがあるし、時間で言えば上位の方だと自信があります。対抗戦では一緒に応援している時や帰り道に行く飯が凄く楽しかったです。
特に全体対抗戦ではオリジナルの連呼を笑顔で言ってくれてるのを聞いて力になりました。自分が全体対抗戦に出たのは教養戦も含めて全部で6回と記憶しているのですが、一番覚えているのは横浜国立大学との教養戦です。あの日は寒い夜に最後大窪がなんとか勝ってくれて接戦を勝利しましたが、あそこまで遅くなってしまったのはマッチポイントを逃して逆転負けした自分と谷川のダブルスが原因でした。正直シングルスでも1セット目を取られて戦犯になりつつあった自分はすごくネガティヴに考えてました。それでも、同期が励ましてくれて自分も勝てたし、結果としてダブルス0-3から勝利できたのも団結力があったからだと思います。この代は突出して前に出て引っ張るという人はいなかったけど、逆にみんな助け合って空気読んでまとまっていたので、それが自分は居心地良かったしかなり助けられました。本当にありがとうございました。

個人戦まで終わって事実上の引退をした今は、やりきったなという気持ちです。コロナの影響もあって悩んだ時期もありましたが、最後まで続けてきて良かったなと思います。話は変わりますが、新しい刺激を求めて最近今度は伊豆大島に行ってきました。テニスを真剣にやってきたからなのか思うことが一つありました。それは「悔しさはバネになる」ということです。実は伊豆大島では魚天国と言われるほど、多くの魚が生息しているのですが、一匹も釣れませんでした。釣り専用車までレンタルしたのに何も釣れなかった私は、帰ってきてからAmazonで釣り具を購入しました。また何かテニスと同じくらい熱中できる事が見つかるのではないかと期待しています。

ここまで駄文を書き連ねてしまって読んでいる方は少ないと思いますが、御礼申し上げます。あと最後に現役部員と未来の部員に言えるとしたら、テニスを思いっきりやってほしいということです。部活動で時間を取られて他のことができないっていう気持ちもわかりますし、息詰まる時も何度かありました。でも引退してから、他にやろうと思っていたことも結構できるし、部活動で過ごした濃密な時間は今思うと大切な経験だったなと、まだ学生ですがそう思います。だから、これからまだ部活動の時間があって環境がある人は、自分もそうでしたが時々息抜きを楽しみながら本気で取り組んでほしいなと思います。

以上です。失礼します。

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