金縛り~山本京佑~

初めまして、東京大学庭球部二年生の山本京佑です。8月も中盤に入り、部活が暑さでとてもしんどい時期となりました。皆さんの暑さを少しでもやわらげるために今回は僕の実家で起きる少しだけ怖い話をさせていただきます。

 みなさんは幽霊を信じますか、僕は自分の実家には確実に幽霊がいると思っています。それを確信する一番決定的だった出来事は一階のウッドデッキに出るためのドアで撮れた心霊写真です。家族三人で写っていたのですが誰もいないはずのところから薬指だけが長い手がはっきりと映り込んでいました(絶対にだめなやつだと判断してその場で消しました)。他にも親族で霊感があると言っている人に「階段に中年のおじさんが住んでるよ」と言われたり、一人で家にいるとずっといやな空気がして怖いなど様々な理由でこの家には何かいるのだろうなと感じさせられることがあります。その中でも、タイトルにある通り僕の父親が体験した金縛りの話を書きたいと思います。

ある日の夜、僕は自分の部屋で勉強をしていました。その日はiPadをもらった日で、ウキウキしながら勉強をしていたのを覚えています。

 すると、いきなり親が寝ている寝室から「うわ!!!!」という声が聞こえました。最近父から寝ているときに気配がすると聞いていた僕は、機嫌が良かったこともあり怖いという感情があまりなく、幽霊が見られると思って寝室に突撃をしました。部屋に入り、さっき叫んでいたのにしかめっ面をしながら寝ている父を起こし、どうしたの?と聞くと

「ずっとそこ立ってた?」と聞き返されました。10秒前まで部屋で勉強していたことを伝えると、父は先ほど自分に起こったことを説明してくれました。

いつものように寝ていた父は、ハッと目を覚まし、自分の体が動かず声も出せないことに気づきました。近くで寝ている母を呼ぼうにも声が出せないためどうしようもなかったそうです。

 うーんうーんとなんとか体を動かそうとしていると、いきなり右手を思いっきり掴まれました。母はとても手が届くような場所にいないので、生きている人のではないだろうなと思いながら目だけを動かすと右に誰かが立っている気がしたそうです。その後、なんとか動かない体を動かし、声を張り上げた後、30分くらいして僕が起こしに来た(本当は10秒くらい)と感じたそうです。

 それ以降、父は金縛りにあって手をつかまれる体験が頻発しており、その父が寝ている場所が心霊写真で手が撮れた場所の真上であるのでやっぱりそこに何かあるのだろうなと思いながら今も過ごしています。

ではここで金縛りを無理矢理テニスにつなげてみます。テニスにおける金縛りとは何でしょうか。僕はイップスがそれにあたるのかなと思います。寝ているときにおこる金縛りは体の疲れなどいろいろな原因が推測されていると思いますが、イップスに関してはメンタルが一番の原因だと思われます。もちろんラケットが握れなくなるような重度のイップスは別ですが、試合中や緊張したときに思うように体が動かなくなっていつもは入っている球が入らなくなるイップスは、サーブを打つのが怖い、バックハンドを打つのが怖いといったメンタルが最大の原因であり、かつその状況に陥った時に抜け出すのが非常に難しいものだと思います。特にこの症状は、リーグ戦などの重要で緊張する試合で発症してしまうことが多く、選手としては何としてでもなりたくない、なっても試合中にすぐに克服したい現象です。

では、選手としてどのような対策ができるのでしょうか。僕は専門家ではないので医療的な正しい療法は紹介できませんが、何個か僕が考える対策を紹介してこのブログを終わらせていただこうと思います。

①自分がイップスになりがちなショットをあらかじめ把握し、それを何とか直そうとするよりは、それ以外のショットだけは絶対的な自信をもって打てるように練習する。

②普段から腕だけの力などで打っている人は、体の大きな筋肉を使うフォームに直す。小さな筋肉を主に使ってパワーを出していると、緊張したときなどに安定した力を維持することが難しく、足の筋肉など、大きな筋肉の力を主に使うことで安定したプレーをすることができる。

③試合中になってしまった場合は、ポイント間でなるべく時間を使い、ゆっくり大きく息を吐いて脳を落ち着かせる。

④メンタル的な原因だとあきらめず、さっきは何が悪くてミスをしたのかを冷静に分析(団体戦などでは仲間に教えてもらう)し、一つずつ直してみる。

 リーグ戦が近づく中、だんだんと技術よりもメンタルの強さを鍛えることがこれからの練習で大事になってくると感じています。リーグ戦までのわずかな時間を有意義に練習していきたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました。

Follow me!

金縛り~山本京佑~” に対して2件のコメントがあります。

  1. たっきー より:

    きょーちゃんの家とまったことあるけど、ガチで怖いやん。怖い話俺ガチで無理やねん。またテニスしようね、今度も勝つけど笑笑

  2. 山本京佑 より:

    コメントありがとうございます。執筆者の山本京佑です。
    また一緒にテニスして本当にあった怖い話みようね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です