コロナ禍の前期教養〜立石真之〜

こんにちは。東大庭球部2年の立石真之です。

庭球部に入ってから早くも1年以上経ち、当初は初心者でボールをコートに入れることすらままならなかった僕も、ようやく試合中に少しは甘い球に対して攻めたりできるようにもなりました。これは本当に、初心者の頃から丁寧に打ち方を教えてくださった先輩方や、練習中に色々なアドバイスをくれる同期や後輩の皆さんのおかげだと思います。素晴らしい環境に感謝するとともに、まだほとんど無限に直すところがあると思うので、上達していけるよう頑張りたいと思います。

さて、部活の良さについては他の部員のブログなどからも十分に伝わると思うので、今回は少し話題を変え、部活以外のもう一つの大学生活の軸となる、東大の行事や授業について少し書いていきたいと思います。なぜこのタイミングか、というと夏休みの終わりが自分の進む学部を決める進学振り分けが行われる点で、前期課程の1つの節目だからです。ただし、僕たちの学年はご存知の通り、新型コロナの流行によって入学当初から過去に例を見ないオンライン授業が始まり、少し変わった学生生活を送っていました。ここではせっかくなので一般的に役立つ内容というよりは自分の経験に基づいて振り返っていきたいと思います。なかなかこのような文章を書く機会がなく、お見苦しい文章になるかもしれませんがご容赦ください。

 まず初めに、入学式についてです。これは4月開催が断念され、2年の6月になってから学生からの要望を受け開催されました。自分は式典で人の話をかしこまってじっと聞いているのは苦手な方なのですが、それでも総長の祝辞がご自身の研究内容と関連しているもので興味深く、東大に入ったということを実感できると思うので、これから入学する人は楽しみにしておいても良いかもしれません。ただしこれにまつわる悲しい(?)出来事が1つありました。自分の出身高校は、制服のネクタイが首にかけて引っ張るだけで結ばなくてもそれっぽく見えるものだったため、卒業してから入学式のために結び方を練習したのですが、1年以上経過してしまったために結び方を完全に忘れてしまいました。なんとか高校の時のものを見つけて間に合わせましたが、結べないことに気づいたのも前日だったので少し焦りました。

 他に行事といえば、やはり五月祭や駒場祭でしょうか。ありませんでしたので授業の話に移ろうと思います。(正確にはオンラインで開催されていたのですが、企画などなかなか難しく、参加するクラスは限られました。)

 授業は本来4月の入学式よりも前からガイダンスなども含めて始まるのですが、オンライン授業の準備のため4月下旬ごろまで始まりませんでした。この影響として一つ挙げられるのは、数理科学基礎の試験が突然やってきました。ほとんどの試験はセメスター末である7月後半と1月後半ごろにあるのですが、これは理系の大学数学の基礎を目的とした授業であり、1年の6月頭に試験があります。大学の授業にもまだ慣れていないため、気がついたら試験間近という感じでした。ただ、これについては授業のやり方、始まる時期問わず毎年このようになる人は結構居そうな気がするので、特に部活に入ろうと考えてくれている人は心の片隅に留めておいて欲しいです。

 その後ですが、1年夏学期は試験も含めて完全オンラインでした。当時は部活にも入っておらず、かといってクラスの人ともzoomで何回か話した程度だったため、なかなか孤独でした。オンライン試験は試験時間が短めであった割にはかなり疲れたのを覚えています。おそらく、周りの状況が何も掴めないことや、そもそもきちんと試験を受けて提出ができているかなどの不安による精神的なものだと思います。逆にオンライン授業は東進で慣れていたこともあってかペースを崩さず受けられましたが、向き不向きも人によりそうです。

 秋学期からは、大部分の授業はオンラインでしたが一部の授業は対面になりました。夏までは家で筋トレするしかなかったスポ身(体育)の授業もようやく対面で球技ができるようになり嬉しかったのを覚えています。ちなみに授業の方でもテニスを選択していたのですが、たまたまその曜日が朝練だったので、朝練後に本郷のコートに残って打つのと変わらないような気がする時も何回かありました。それでも普段なかなか会わない人と会えるので楽しかったです。ただ感染対策で(自分のラケットを持っていても周りに合わせて)軍手をつけて打つこととなっていたので、やはりコロナが早く収束してくれるに越したことはないです。

 1つ印象に残っている授業としてはFLOWという英語のスピーキングの授業があります。この授業の特徴的な部分としては、1~6までのレベルを春の授業が始まる前に自分で選べることが一つあるのですが、情報不足と、東大の合格が決まって日が浅く謎の自信があったこともあり、受験英語にしっかり取り組んだという程度でレベル4を選択してしまい、挙句レベル4,5の合同クラスに入れられ、大変印象に残ることとなってしまいました。これに限らず、授業や試験などについて情報を得ることは東大では非常に大事です。この授業はオンラインだったのですが、オンライン特有の難しさとして英語を話すということ以外にも、グループプレゼンなどのグループワークをまとめることがあると思いました。LINEなどのやりとりに関してもそれをどの程度チェックするかは人それぞれですし、また対面で実際合わないことでどこか距離が遠く感じられ、グループに属している意識が沸きにくく、モチベーションがでない場合もあるのかなと感じました。

 他にも秋学期からあった変化としては、オンライン授業の負担などを考えて授業が105分から90分に短縮されました。ただこれに関しては、秋学期が始まった当初は短くなって楽になったと確かに感じていたのに、だんだん90分も長く感じるようになり、今では入学当初105分だったということが信じられません。些細な例ではありますが、人はやらなければならないことの量や置かれている環境に慣れて、適応することの例ではないかなと思いました。部活が緊急事態宣言で無くなってしまっているときはかなりだらけてしまいましたし、逆に秋学期からは夏学期と違って部活をしながら授業もこなしていたわけですが、成績にはそれほど差は出ませんでした。テニスの練習量としても、部活という環境だからこそここまで練習しているという面もある気がします。もちろん各人がこなせる事の量には上限はあり、無理はできませんが、暇な時に自分が思っているよりもその上限は高いのではないかなと思います。

 すでに非常に長くなってしまったので二年夏学期については省略させていただきます。最後になりますが、大学で部活に入ることにはなかなか覚悟もいるかもしれません。しかしながら、僕は部活のおかげで生活としても人間関係の面でもとても日々が充実したと感じています。これを読んでくださっている方で庭球部に入ろうか迷っている、少しでも興味がある方は是非とも体験練習会に来て部活の雰囲気を感じて欲しいです。

 まとまりがなく読みにくい文章であったかとは思いますが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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