新しい代になって〜前川名月実〜

こんにちは。女子部主将の前川です。

気づいたらもう最高学年になっていました。自分の中ではまだ一年生の気分です。「こんばんは。庭球部一年の前川です。本日の朝当でシングルスポールを出し忘れたためP1が入りました。」
とかいうメールを送ったのがまるで昨日のことのよう…

それもそのはず。私たち三年生はコロナ前の庭球部を一サイクル分フルで経験したことがないまま幹部代を迎えたからです。コロナ禍以前の部活を十ヶ月、コロナ禍での部活を一年半。後輩たちはさらに不運で、コロナ前の庭球部を知りません。非常が通常となってしまった今のチームで、私たち三年生が幹部代として過ごす一年間が今後の東大庭球部に与える影響はとても大きいのではないかと感じています。

これから一年間、何を考えて何をやるべきなのか…⁇この二年間の非常事態の中、先輩方が試行錯誤し必死に繋いで下さった東大庭球部の伝統、新しいことへの挑戦…。今日は、この一年間で残していきたいもの、新しく挑戦していきたいことについて書きたいと思います。

残していきたいもの①
〜OB・OGの方々との関わり〜
 現在庭球部には沢山のOB・OGコーチがいて、朝早くからの練習にも、片道2時間かかるような場所で行われるマッチ練や対抗戦にも来てたくさん指導してくださったり、一年間の練習・トレーニングの計画を一緒に考えてくださったりしています。また直接関わりを持てたことのないOB・OGの方々も多大なる物資面の支援に加えて、真夏の暑さのなか対抗戦の応援をしてくださったり、普段の練習を見に来てくださったりしています。「自分が逆の立場だったらここまで一生懸命出来るだろうか?」と思うほど部のことを真剣に考え支えてくださっており、感謝の気持ちでいっぱいです。 

このようにOB・OGの方々に「応援したい、支えてあげたい」と思っていただけているのは、そう思えるような素晴らしいチームをかつての先輩方が築いて来たからこそなのではないかと思います。これからもこの伝統を受け継いで、周りの人が応援したいと思えるような「テニスに真剣に向き合い成長していけるチーム」を守っていきたいと思います。

残していきたいもの②
〜信頼出来る人間関係〜
 私が庭球部に入って良かったなと最も強く思う瞬間は、対抗戦で選手と応援が心を一つにして戦っている姿を見る瞬間です。応援はまるで自分のことのように勝利を喜び、試合が劣勢の時は大きな声で選手を励まします。審判やボーラーも一生懸命自分の役割を果たして選手を支え、選手はその支えに応えるべく一本一本気持ちを込めてプレーします。一年生の頃の七大戦やリーグ戦で、「こんなに本気で仲間を応援出来るなんて、東大はほんとに団結力が強いチームなんだな。」と感動しましたが、この団結力は信頼し合える仲間だからこそ生まれるものではないかと思います。 コロナ禍の今、一緒にご飯を食べたり遊びに行ったり、合宿をしたり遠征に行ったり…といった、今まで当たり前に出来ていた仲間との何気ない関わりが大きく制限されています。このような状況で今までのような信頼関係・団結力を築くのはそう簡単なことではないのかもしれませんが、「一番辛いときに側に寄り添い支え合える」、強い絆で結ばれたチームを作って行きたいと思います。

新たに挑戦していきたいもの
〜みんなが強くなれる練習作り〜
 今年一年間の女子部の最終目標はリーグ戦での四部昇格です。一年生の頃のリーグ戦で五部上位校や四部校の壁の大きさを知り、代替わりをしてからは、その大きな壁を越えるには今の女子部に何が足りないのか、どうやったら勝てるようになるのか、をただひたすらに考えています。 私は小学生の頃から「学校から帰ったらテニス、休日は試合に練習…」という風にひたすらテニスに打ち込む人生を送ってきました。他の部員とは少し違ったバックグラウンドを持っているため、大学に入ってからは「何で私だけ違うんだろう?何でみんなと同じじゃないんだろう?みんなと同じになりたい!普通の女の子になりたい!!(まるでアイドルの引退宣言みたい…笑)」と孤独と辛さに胸が締め付けられ押しつぶされそうになることが何度も、何度もありました。でも、考え方を変えれば、「違うから出来ることがある、私だからこそやるべきことがある」わけであり、これまで自分が培ってきた技術と知識を使って、今後女子部が何年にも渡って成長出来る・四部昇格を実現できるよう、貢献していきたいと決意しています。

主将になってからだいぶ時間が経った今でも、練習計画や練習メニューなどの部の方針を考えるにあたって「自分がやっていることは果たして合っているのか?」と不安になって悩むこともあります。しかし、チームを引っ張るリーダーが「右かな?いや、やっぱり左かな…?」とふらふらしていては周りはついて来れません。自分の一つ一つの判断に責任を持ち、後でその判断は正しかったと思えるよう努力していきたいです。 

ここまで主将としての今後一年間の抱負を書いてきましたが、最後に女子部、男子部、これまで支えてきてくださった方々に向けて一言ずつメッセージを書きたいと思います。

女子部へ
平日練で男子部練に入っているなど、今までの女子部主将とはちょっと違ったシチュエーションで正直かなり不安だけど、私なりに頑張ります。何か悩みとかあったら気軽に相談してね。この一年間、みんなで前を向いて頑張って行こうね。

男子部へ
人見知りで自分から話しかけることはあんまり出来てないけど、よく話しかけてくれる後輩もいて本当に嬉しいし、みんなが色々面白い話をしているのを聞くのがすごく楽しいです。みんなが受け入れてくれて、男子部は自分にとっての居場所だなぁと思ってます。一緒に強くなろうね。 

背丈がネットよりも低かった5歳のころも、反抗期で反発しがちだった中学時代も、大学でテニスをしている今も、勉強も頑張りたい‼︎学校行事も頑張りたい‼︎という欲張りな私を理解し支えてきてくださったたくさんの方々、本当にありがとうございます。自分のことで精一杯でついつい周りが見えなくなってしまいますが、スクールのコーチを始めたくさんの人の支えの下、十六年間テニスを続けられてきたのだということを自覚し、感謝の気持ちを持ってあと一年間前向きにやり切りたいと思います。

以上です。失礼します。 

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