喰えばわかるさ
こんにちは。次期主将となりました、庭球部2年の高村です。
部活を辞める決意を九割方固めていた一年生の6月からはや一年半、とうとう次期主将に決定してしまいました。僕がそもそも部活に入るかどうか迷っていた時に「マジで部活入って!!七大戦で当たろう!!!」と熱烈に誘ってくれ、気づいたときにはボディビル部に転向していた東北のS原くん、入学前絶対に部活はないと言いつつもその後入部を即決し、一年目の双青戦のエキシビで奇跡的に対戦が実現したのち二年目の双青戦では姿が見えなくなっていた京都のN村くん、このブログを読んでいますか?僕はどうやら主将だそうです。そんな主将としての意気込みや部活への思いを書く機会は来年にも回ってきそうなので、今回は僕がやっているテニスコーチのバイトについて書いてみようと思います。
テニスコーチといってもバリバリのジュニア選手を育成するようなスクールではなく、どちらかというと一般の大人のお客さんが多いスクールです。1レッスンを大体チーフコーチとアシスタントコーチの二人で担当し、僕はアシスタントコーチとして入って球出しをしたり、ラリーに混ざったりするのが主な仕事です。各技術の教え方含めて研修もしっかり行ってくれるので、一般的に想像されるほどハードルの高いバイトではないように思い
ます。ただ球出しだけは思っていたよりも難しい。今度テニススクールに行く機会があったら球出しをしているコーチたちをよく見てみてください。カゴのボールを掴むところから手元は全く見ていないのです。この状態で決められた複数の場所に正確に一定のテンポでボールを出し続けるコーチたちは変態的です。(一定量練習すればそれっぽくはなりますが、やはりコーチ一本で生きている人には到底及びません)
テニスコーチをしていると、一緒に働くスタッフやお客さんと仲良くなったり、テニス用品が安く手に入ったりといいことがたくさんありますが、やはり一番は自分のテニスがうまくなることです。研修の時間などを使って社員コーチにアドバイスをもらうこともできますし、ボレーやタッチ系のショットに関してはレッスンで頻繁に使うので自然と上達します。また、レッスン終了後や空いているコートは使い放題。インドアで天気や近隣への
騒音なども気にする必要がないので、レッスンや研修のあと、日付を越えてテニスするなんてことはざらです。そのまま深夜まで営業しているラーメン屋に入り、背脂のたっぷりのった大盛こってりラーメンをライスとともにかきこむ、、、こんなことができるのもテ
ニスコーチの醍醐味です。
自分の好きなテニスがたくさんできてハッピーなイメージのあるテニスコーチですが、はっきり言ってブラックな一面があるのも事実。深夜までテニスができるということは、深夜まで残ってくれている社員の方がいるということでもあります(ここに関しては僕がかなりブラック化に貢献してしまっているかもしれませんが)。レッスン自体も朝一番早くて6:00から、一番遅いものでは24:30までのレッスンも存在します。もちろんシフト制で、6:00から24:30まで働き続けるなんてことはありませんが、それでも朝一のレッスンも日付を越えたレッスンも誰かは担当しているわけで、その中で一日およそ 5,6レッスン+レッスン外業務をこなし、さらにはそれぞれの家庭の生活リズムにも適応させつつも、レッスン中は微塵の疲れも感じさせることのないコーチたちは尊敬に値すると同時に、この誰にとってもしんどい状態はどうにかならないものかとつい考えてしまいます。
要は人手不足なのです。(それ以外にも要因はありそうですが)
ということで、テニスコーチ仲間大募集中です。