アイドルみたいなブログに憧れたものの〜五對 真太郎〜

おはようございます。こんにちは。こんばんは。お疲れ様です。 

庭球部1年の五對です。 

普段は乃木坂46のメンバー、特にかっきーこと賀喜遥香さんのブログを読み手としてかなり楽しませてもらっている僕ですが、今回ばかりは書き手として庭球部のブログ更新という仕事を全うしようと思います。 

ですから、大好きなテニスをするのもいいですが、足立さんのブログの提出催促を無視し続けているシャイな同期や先輩の皆さんは現実から目を背けず少しの恥ずかしさを我慢してまずは一文字書いてみましょう。 

ということで、今この文章を読んで下さっているあなたは、忙しい中、たまたまでも折角開いてくれたんですからどうぞ僕の恥ずかしさをグッと堪えたこのブログを最後まで読んでいただけると幸いです。 

とは言ったものの、アイドルみたいに最近自分の身の回りで起こったことを書いて終わるだけのブログをかけたらどんなに楽だろうと思い、自分の最近経験したことなど誰が興味あるんだと葛藤し、さらには生活のほとんどをテニスが占める生粋の庭球部員の僕は本当に何について書いたらいいんだとずっと悩んでいました。 

そこで自分の個性って何だろうと考えて、一番最初に浮かんだ”東大生”について受験語りをしようにも宅浪の末、見事合格した同期の奥田介統 名人のパワフルエピソードにもちろん敵うわけもなく、自分語りをしようにも、大先輩の足立圭 先生の戒めにより、書くことが出来ないので、今回は僕の20年間の人生を絞りに絞ってテニスにも関係する”左利き”について書かせていただこうと思います。 

あなたは左利きの人に出会った時どういう印象を持たれますか？ 

「へー、左利きなんだ、珍しいね。」 

「左利きってなんか憧れるわー！」 

という感想を持つ人がきっと大多数だと思います。 

でも、左利き歴20年のベテランの僕からすると 

「あー、また言ってるよ、この人たちはなんて浅いんだ。」としか思えません。きっと今このブログを読んでいる左利きの方だけが頷いてくれていることでしょう。 

一体どういうところで僕たち左利きの苦悩が理解できてないか、良い機会なので僕の心の声を交えて説明します。 

・座り位置 

「うぉーい、ちょっと待て待てなんでその席に座んねん」という僕の心の声など多分届いてないんやろな、とファミレスとかで実はよく思ってるんよ、知ってた？ 

君がもう座っちゃったから望みはもう薄いやろうけど取り敢えず言ってみるわ、 

「ごめん、俺左利きやから席変わってくれへん？」 

でも多分こう答えるんやろ、 

「大丈夫、大丈夫、気にしないから。」 

ごめん、このやり取り何万回もしてそろそろ飽きたし、 

肘当たるかもって、お前はしてなくても俺はめちゃくちゃ気になってんのよ。

 

「あ、大丈夫、僕も左利きだから。」 

そう言われた日には歓喜、なんというか目には見えないけど、絆を感じます。 

・自動販売機・駅の改札 

僕は問いたい、何故君たちのお金や切符を入れるところは右側にあるのかと、別にいいんだよ、右側にある挿入口にわざわざ左手で持ってた硬貨や切符を右手に持ち替えて入れてあげても、でもせめて自動販売機か改札のどっちか一個くらい挿入口左側になってみないかい？ 

だから僕は感謝を伝えたい、Apple Watch お前は左利きの救世主メシアだと、今まで右手首につけていて不便を感じることもあった時計もApple Watch なら遂に左利きだけが便利さを享受できるじゃないか。 

そして僕は僕に問いたい、どうしてお前はアナログ時計の方が好きが故にApple Watch の素晴らしさを未だ享受していないのだと。 

・書き辛さと汚れる左手 

買って使い始めてからまだ日が浅いボールペン、墨汁につけたばかりの書道の筆、すまん、インクが無くなりかけているのかと疑いたくなるくらい、字が書きづらい。 

左から右へと横に線を引くとき、 

どうしてそんなに字がかすれる？ 

どうして字を書いているだけとは思えないほど俺の左手首は訳が分からないくらい可動域を発揮する？ 

じゃあシャーペンでノートに字を書けばええやん、そう思って数学の問題を解き終わった頃には左手は真っ黒やん、もうどうしたらいいか分からへんやん。

でも国語だけは違うよな、文字右から左に書く唯一の科目やからな、だから国語、お前は全く好きな科目ではないけど、お前の答案用紙は好きやで。 

・包丁とはさみ 

なんで、左手で持ったら切りにくくなるんですか？ 

これ以上かける言葉はない。 

・バイキングで見るカレーすくうやつ 

こいつが一番罪深い、初見殺しも甚だしい、一度右手にお皿を持ち、左手でこれを持ってルーかけようとしたが最後、引き返すことすら許さず、筆で見せた左手首の可動域を優に超えた可動域を求めてきやがる、カレーのルーをかけるだけなのに、なんで訳わかんない動きさせるんだよ。 

まぁ、でもテニスではすごい有利だから、結局左利き最高。 

なんて変なことを言ってみましたが、よかったらこんな変なブログを書いてしまった僕や、僕よりもっと変なの(井尾大志くんhttp://ut-tennis.com/archives/8057, 北慎之介くんhttp://ut-tennis.com/archives/8146)を書いてる部員もいる個性豊かな庭球部で一緒にテニスをしてみませんか？